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レストア

駿河屋でたまたま見付けた中古の「AGA Wz.34」。
AGA_BOXART.jpg

以前に制作途中で放棄した TOGA版の Wz.34 がまだ自宅にありますが、660円と破格の値札が付いていたので購入。
“scalemates”でキットの歴史を見ると、1980年代に「CERTI」からキットが発売されて、1996年に「TOGA」に移り、1990年代にまた「CERTI」に戻ってから「AGA」に移ってますね。
(あれ?「MIRAGE HOBBY」が載ってない。)

スミコンで、かば◎さんが「Wz.34」を殆どフルスクラッチで制作している姿をみて、私の「TOGA Wz.34」はもう完成させる意味は無いと封印していましたが、 AGA版のキットを手に入れ、折角なので TOGA版はもう完成させようと意気揚々と梱包箱を開封しましたら、無残にも中で複数のパーツが破損していました。
パーツの破損ぐらいどうにかなるものと封印前の状態までレストアしましたが、今度は夜中に積箱の雪崩が置きまして、運悪く机上の「TOGA Wz.34」に直撃し大破。
大破ぐらいどうにでもなると再びレストアを始めましたが、そう言えばもともと樹脂製のタイヤパーツが1つ切れており、もう1つは成型不良で使えなかったということを思い出しまして、 ならばもう AGA版からタイヤ2個と破損したパーツを補うことで完成させようと路線変更しまして、昨日ここまで組み上げました。

IMG_20201019_134716.jpg

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ツルハシやスコップはジャンクパーツから見付けて使用。
砲塔のオチキス機銃はホワイトタイガーさんからの支給品。
ライトレンズにはHアイズの2.5mmを使用。(上の写真ではまだ付けてません)

レストア中に気が付いたのは、前輪の板バネ型のパーツ(No,51とNo.52)の接着の向きが“TOGA”と“AGA”と真逆になってまして、どちらかと言うと後者の方がスッキリします。
実物の写真ではタイヤの影になるので分かり辛いですが、ネットで見付けた図面ではやはり後者“AGA”の方に近いですね。

図面1

ではでは。
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Dragon BMP-1 (6)

昨日、日曜日の午後からの作業で、車体の前哨灯だけでも作っておこうと始めたものの、右側ライトのコーン部分の部品が無い。
作業中に部品を落とした感触も記憶も全く無いので、いつ無くなったかも分からりません。
当然、箱や袋の中も探しましたが見つかりません。
恐らく無くしたのは制作再開前のことでしょうね。

幸い左側ライトのパーツはあるのでそれを真似て作れば良いと、同じ太さのランナーを探し、その先端をコーン状に削ってから「100均」パイプカッターでカット。
IMG_20200628_125555.jpg

少し長かったので平面側を耐水ペーパーでシャカシャカと削り合わせ、そのコーン部品を使って仕上げたのがこちら(↓)の画像です。
IMG_20200628_225129.jpg

左右を比べても見分けが付かない程度にはなったと思います。
部品が無くなっていなければ、こんな無駄な作業も必要ございませんが、モデラーたるものこうやって逞しくなるものです。

あと前記事で書きました誘導輪の大きさについて、トランペッターのパーツとの比較画像をどうぞ。
IMG_20200628_224234.jpg

大きさに大差はございませんが、穴の形状はトランペッターの方が似ていますね。
bmp-1_east_german_040_of_131.jpg

ライセンス生産や中国にコピーされた86式歩兵戦闘車を見ても違いはないので、トランペッターの誘導輪を使うのも良いでしょう。
ではでは。

Dragon BMP-1 (5)

「 Dragon BMP-1 」を再開します。

どこまで何をしていたか、記事を読み直してみましたら、ペリスコープをスクラッチしたところまででした。
「そうか、これで力尽きたのか・・・」と過去を振り返ることができるブログはやっぱり便利です。
でも再開するにあたり今回はハッチは閉じた状態で固定とします。

そして保留としていた“起動輪”のスポーク問題。
“Armour Track Models”の5本スポークの起動輪(レジン製)が入っている履帯セットをその後に購入しているので、こちらを使用することにします。
今では後発の“TRUMPETER”のBMP-1キットもあるので、ジャンクパーツを入手して使うことも出来ますね。

“Armour Track Models”、“Dragon”、“TRUMPETER”の起動輪の比較です。
IMG_20200530_132851.jpg

歯数は14とどれも同じですが、TRUMPETER は一回り小さい。
過去の記事に車体も小さいと書いていますが、誘導輪の径は Dragon と変わりません。
今回は Armour Track Models の起動輪を使うにしても1つ問題がありまして、僅かに、ほんの僅かにですが、歯が第1転輪の軸に接触します。
組んでしまえば回すことは無いので知らなかったことにしますけど、このメーカーも詰めが甘いですね。
“TRUMPETER”の起動輪を使えばこの問題は解消されますが、それはそれで後に履帯をどうするかまた問題が出てきます。


また車体後部の左右の整流板のパーツをプラバンで作り直していましたが、微妙なガタツキに我慢できず“新しい武器”で作り直しました。
たまたまですよ、仕事中にスジボリ堂さんの通販サイトを観ていたら、RPカッターの在庫が復活してまして、ここぞとばかりにポチりました。
そう、“新しい武器”とは RPカッターです。
プラバンから同じ大きさの短冊をカットできるので、こういう梯子状のパーツをスクラッチするにはとても便利ですね。
前よりも納得のいく出来栄えになりました。

IMG_20200614_204225.jpg


プラバンの加工ついでに、車体袖下の抜け部分を1ミリ厚のプラバンで塞ぎました。
後からスカートや履帯を付けると、どうせ見えなくなる部分ですけども、そのまま放置することが出来ない性分なものでして、ハイ。
IMG_20200616_074212.jpg

そうそう AIRWAVES のエッチングも手に入れてましたので、こちらも投入しています。(金色部分)
IMG_20200531_090022.jpg

ではでは。

ITARELI M60A1(20)

今回も ESCI M60A3 です。
やっと履帯「AFVCLUB M60/M48 T142 Track」の整形と連結が終わりました。

IMG_20190707_172756.jpg

上の画像の右側の巻いた履帯をよく見ますと、ピンの部分が金色にピカっていますが、これは折れたピンを0.8㎜の真鍮線で作り直しているからです。
この真鍮線のピンが左と比べて何故多いかと申しますと、エンドコネクタの裏表を間違えて接着してしまったために、泣きそうになりながら全部バラしてやり直した時にポキポキ折れてしまったからで、普通なら左側のように2~3本折る程度です。
お陰で昨日の朝から夕方までこの無駄なやり直し作業に追われてました。

資料として、この履帯「AF35010」は全部で190ピース入ってまして、 ESCI M60A3 では片側79枚の両側で計158枚を使います。
32枚余りますので5箱買えば、余った履帯で1台分賄えますよ!。

ではでは!。

ITARELI M60A1(19)

今回もタイトルの番外編となりますM60A3です。

相変わらず制作意欲旺盛でございますが、資料を探す、そして眺める時間が多くて、あまり捗ってはいません。
砲塔後部のバスケットの外側にいくつもの“ALICE PACK”をぶら下げている写真を見て、これは是非再現したくなりました。


“ALICE PACK”は「タミヤ 1/35 アメリカ陸軍 現用車輌装備品セット」のパーツを使用します。
バスケットにぶら下げるストラップ部分を2枚貼り合わせたマスキングテープで作り、パーツに瞬着で付けます。
ストラップはショルダーハーネスとトップスタビライザーを作るとよりらしく見えますね。
IMG_20190617_234516.jpg


“ALICE PACK”の裏側の肉抜き部分にエポキシパテを充填し、後で接着しやすいように固まる前に取り付ける部分に押し当て、凹みを付けておきます。
IMG_20190617_234542.jpg


これを4つ作りまして、バスケットの外側に付けたのが、こちら。
IMG_20190619_221146-1.jpg

左端の“ALICE PACK”はまだストラップを接着していない常態で、格子に掛けてバスケット内側のメッシュに隠れる所までの長さに切り揃えています。(メッシュに隠れる部分は省略)

画像の“DUFFEL BAG”もバスケットの端に突っ込んでいる写真がありましたので、もれも再現してみたくパーツをそのまま入れようとしたら大きくて入りません。
すっぽり入るまで下側をかなり削ってから、肉抜きにエポキシパテを充填してフィットさせています。

バスケットの中には塗装のことも考えて“DUFFEL BAG”以外の荷物を後から積み込む物として分けて用意しています。

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